Tomohito Yamazaki Website
山﨑 智仁(やまざき ともひと)
一般社団法人発起社 代表理事
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 後期博士課程
早稲田大学 人間科学部 教育コーチ
拓殖大学 工学部情報工学科 非常勤講師
東京コミュニティスクール初等部 非常勤教育スタッフ
一般社団法人 FutureEdu 理事
Google for Education 認定イノベーター(#JPN19)
専門は認知心理学、学習科学、教育工学、ソフトウェア工学、データサイエンス、教師教育学をまたぎ、テクノロジー・認知科学による学習理論、探究型学習の教育実践の三つの観点から研究的実践者(Research Practitioner)をしています。ヒトがもつ数の概念とその概念の更新、概念変化に関心を持ち、現在は、たつじんテストICTの開発を行いながら、中学生の数学学力をメタ認知と認知プロセスの観点で研究しています。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。修士(政策・メディア)。
Educator
2015年〜2020年まで、特定非営利活動法人東京コミュニティスクール初等部教員として、主に高学年の「探究型」テーマ学習の時間を担当するとともに、全学年のIT(Information Technology)の時間のカリキュラムデザイン・実践を行った。探究型・プロジェクト型学習の実践経験を活かして、2020年に日本全国の小中高から教員が集い「学習者中心の学び」の実践を目指す、深い対話と活発な協働で学ぶオンライン研修講座「ブリッジラーニング」を立ち上げた。
現在は、東京コミュニティスクール初等部の非常勤教員として復帰し,ITの学びを担当している。
教育関係のプロジェクトを支援するコンサルタントとしても活動し、大手予備校の新規教材開発や仲間とBabyTechプロジェクトを行った。
活動内容
- Project-Based Learning及び探究学習の計画・実施・評価支援:学校コンサルタント
- 2校の私立中高一貫校、2校のフリースクール
- ワークショップ・研修講師
- TCSワークショップ(ICT教育および、探究する学び)
- 教員向けプログラミング的思考ワークショップ『プログラミングは,ことば。』@東京コミュニティスクール(2019年6月16日および6月30日)
- 挑戦を後押しする関わり方を学ぶための大人向けワークショップ『挑学のすすめ』@東京コミュニティスクール(2020年2月16日, 2020年6月13日, 2023年2月25日, 2023年6月17日)
- プロジェクト型学習・探究型学習
- 東京都の私立和光中学校にてプロジェクト型学習の教員向け研修(2021年7月28日)
- 科学・統計教育
- 神奈川県立平塚江南高校にて、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)科学的探究クラスの教員向け研修(2023年9月8日)
- プログラミング教育
- 『Minecraft(マイクラ)と Codemonkey でマイ公園・プログラミング・パーク』@CEPiC・トレッサ横浜(2017年3月16日)
- 『「ことば」としてのプログラミング』 @白金台パソコンスクール(2017年5月5日、6日)
- 『速習 無料アプリを使ったホームページ作成講座』@白金台パソコンスクール(2017年12月9日)
- 演劇・表現教育
- 教員向け研修および、生徒向けインプロワークショップ@三田国際学園(2022年4月22日, 5月11日)
- 赤ちゃんの語彙力向上を支援するBaby-TechスタートアップMITSUGOプロジェクト
- 意思決定支援のためのカードゲーム開発(河合塾ミライ研)
- ブリッジラーニング(学校の先生のための研修活動)
- 学習者中心の教育実践プログラム STEP1 / STEP2 の主宰・講師
- 毎月開催する読書会の講師
Data scientist & consultant
大手広告代理店と協業し、通信会社、特殊法人、金融、食品メーカー、スタートアップ企業のマーケティングデータや、ビッグデータ解析のコンサルティングを行う。
活動内容
- 調査設計・統計解析・レポーティングまでの一気通貫コンサルティング
- 統計データ解析(検定や予測モデルの構築など、glmやStanを活用した一般化線形モデル、ベイズモデリングを得意とする)
- 計算機科学・自然言語処理・機械学習手法を活用したデータマイニング
- インタビュー調査・質的調査・文化人類学的手法を用いたUXデザイン
受注案件
- 医療スタートアップ - 製薬企業との共同研究(レセプトデータのデータマイニング)
- 大手予備校 - 高校教員向けマーケティング調査(調査設計・統計解析・質的分析)
- 大手予備校 - 大学データ活用アドバイザリー業務(調査設計・コンサルティング)
- 通信会社 - 顧客満足度調査(クラスター分析を活用した顧客カテゴライズ)
- 特殊法人 - 市場調査・経営戦略(点推定を用いた売上予測)
- 金融 - 顧客フィードバック分析(テキストマイニング手法による異常値検知)
- 食品 - 消費行動調査・分析(調査設計・統計解析)
- 貿易会社スタートアップラボ - ユーザー調査・分析(調査設計・統計解析)
- 株式会社エキュメノポリス - (管理コンソール開発のためのUser Experience設計)
- 株式会社コンセント - マーケティング調査にかかる,アドバイザリー・定性調査支援
Web application architect & developper
データを活用するシステム構築を得意とし、機械学習を活用したテキストマイニングやデータベース・システムの構築を行う。フロントエンドからバックエンドまでの実装を行う。
活動内容
- データベース・バックエンドサーバーの設計・構築(BaaS: Firebase, IaaS: Google Cloud Platform, Amazon Web Service を利用)
- ウェブアプリケーションの開発(Ruby on Rails, Vue.js, React.js, VanilaJS)
- データビジュアライゼーションシステムの開発(d3.js, VanilaJS & VanilaCSS, Vis.js)
受注案件
- 投稿されたクイズで大会を開く、リアルタイムクイズアプリケーションQuickClickの開発・実装
- クイズを作って学ぶ教育アプリケーションの開発。
- 文部科学省 平成28年度「少子化・人口減少社会に対応した活力ある学校教育推進事業」、野洲市教育委員会(滋賀県)にて実施された遠隔教育プログラムで採用された。
- 慶應義塾大学SFC、国際会議ABLEの動画解析サイトの作成
- 早稲田大学知覚情報システム研究所 研究支援アプリケーションの開発
- 『オンライン会話データ自動収集アプリケーション開発』
- 『語学技能判定モバイルウェブインタフェース開発』
- 『語学技能判定システムのデータ表示・活用インタフェース開発』
- 『オンライン授業収録管理システムの作成』
- 『オンライン英会話授業分析プラットフォームのプロトタイプ』
- 『オンライン英会話授業分析プラットフォームの拡張機能』
- 『英会話能力判定システムを利用するためのユーザーインタフェース実装』
Research
認知心理学・行動経済学的研究から、医療経済学研究まで、機械学習や高度な統計手法を活用した研究を行う。
学位論文
- 修士論文:山﨑智仁(2013),批判的思考支援のための仮説領域可視化の効果
- 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程、修士(政策・メディア)
- 認知・意味編成と身体スキルプログラム(CB)
- 主査:今井むつみ教授
学会発表
- Yamazaki T, Imai M (2023), A Cognitive and Metacognitive Diagnostic Assessment System: TATSUJIN Test ICT, Paper Presented at 2023 IEEE International Conference on Engineering, Technology & Education (TALE), Auckland, New Zealand, 2023
- 山﨑智仁, 今井むつみ(2012) 『仮説領域の可視化による Wason2-4-6タスクでの科学的思考研究』, 日本認知科学会 第29回大会, 仙台, 2012年12月
- Yamazaki T, Imai M (2013), How to rectify the confirmation bias in Wason(1960)'s 2-4-6 Task, Poster Presented at 35th Annual Meeting of the Cognitive Science Society (CogSci2013), Berlin(Germany), Aug., 2013
- Onozuka R, Yamazaki T, Kokuryo J (2016), Redefiners of Discipline Borders: A Bayesian Detection Method for Conceptual Changes in Scientific Knowledge, Poster Presented at The 2016 International Conference on Information Systems (ICIS 2016), Dublin(Ireland), Dec., 2016
共著論文
- Iba T, Ichikawa C, Sakamoto M, Yamazaki T (2011), Pedagogical Patterns for Creative Learning, Paper Presented at 18th Conference on Pattern Language of Programs, Portland(OR, US), Oct., 2011
- Sugimoto N, Kawai N, Yoshiyama T, Yamamoto Y, Yamazaki T, Shirai C, Fujimoto Y (2015), PSS38. A Retrospective Cohort Study to investigate actual treatment for Glaucoma using a Japanese Healthcare Database, Value in Health , Volume 18 , Issue 3 , A185
- Asami Y, Kuribayashi K, Hoshino Y, Yamamoto Y, Nagayasu S, Yamazaki T, Fujimoto Y (2015), PMH5. A Retrospective Cohort study using claims database to investigate the actual situation in treatment of Panic Disorder in Japan, Value in Health , Volume 18 , Issue 3 , A115
- Kawabata I, Ii Y, Yamamoto Y, Yamazaki T, Fujimoto Y (2015) PSY11. The actual clinical use of Antifungal Drugs in Patients who received Hematopoietic Stem Cell Transplantation in Japan: a retrospective database study, Value in Health , Volume 18 , Issue 3 , A293
招待講演
- 山﨑智仁(2019年11月30日)QuickClickで生まれる探究する学び 未来の教室 in 明日の教室,『明日の教室 特別セッション 関西私立校のICT活用実践』にて招待講演 京都橘大学
- Tomohito Yamazaki (2022) So You Think You Can’t Innovate? Think Again: bridge learning “Connecting Teachers by Building Community of Learner-Centered Practice”, at Labuan Matriculation College, Malaysia, Oct. 14th 2022
ポスター・当日の様子
Prize
国際的ビジネス賞やビブリオバトルなど幅広く活動した実績
受賞歴
- 2013年7⽉ 未来を変えるデザイン展 Hackathon for Social Change 日本財団賞受賞
- 2018年1⽉ Singularity University Japan Global Impact Challenge, 2018 Winner
- 2018年5⽉ OpenIDEO Early Childhood Innovation Prize, New Innovator,
Top Idea
- 2018年8⽉ ズッコケ三人組40周年同窓会 ビブリオバトル 2018 ファンクラブ会長賞
Contact
yamazaki [at] hokkisha.or.jp
( [at] を半角アットマークにご変更ください )
もしくは、下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。